厚生労働省は2日、2009年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの数の推計値)は前年と同じ1.37だったと発表した。06年以降続いていた上昇がストップした。
出生数は前年より約2万1000人少ない約107万人。死亡数は前年とほぼ同じ約114万2000人だった。出生数から死亡数を差し引いた「人口の自然増減数」は、過去最大となる約7万2000人のマイナスだった。
同省は出生率が横ばいとなった要因について、「赤ちゃんの数は減ったが、分母となる母親も減ったため」としている。
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